ももちゃんの数行日記 (2005/02)

2005/01
2005/03
日記トップページへ戻る
トップページへ戻る
RSS(RDF)


2005/02/20(日)

明日から京都であるカンファレンスに備えて前日移動. 京都をちょっと(?)通り過ぎて神戸まで.せっかくの機会だから, 「いい街すし紀行」に出ている関西の店に行こうと思った次第:-).
というわけで会社のmさんと共にたどり着いたのは神戸の三宮駅,生田神社の脇にある 「 又平」.私はどのくらい偉い人なのか知らないが, 谷崎潤一郎の『細雪』に「与兵」として登場した店がこの店だそうで. 入ると谷崎潤一郎の書が飾ってある.
pic [L] pic [L]
コースだけの店なので,おまかせで. 最初に出て来たのはイカとウニ.ヒラメの刺身. ヒラメは食感もすばらしくて美味しい.真ん中にあるのが「煎り酒」という, 醤油が普及する前に使われていた調味料をアレンジしたものだそうで. 風味のある天塩だれ,という感じでヒラメのうまみが引き立つ.うーむ.面白い.
pic [L] pic [L] pic [L]
生麩,タケノコ,菜の花.茶蕎麦.そして名物の筏鮨. 鯛の中骨部分と握りを焼いたもので,香ばしくて美味しい. お酒のアテに考えたものらしいですが,単体でも十分いけてます:-).
pic [L] pic [L] pic [L]
ミル貝と下仁田ネギのバター炒め,雪花鮨,さらしクジラ(だったっけ?). あまーいネギと貝のバター炒めなんて合わないはずがない:-D. 雪花鮨は,イワシの鮨に卵黄とおからで作ったものがかけてある. ほのかな味付けがいい感じ.
pic [L] pic [L] pic [L]
ここから握りです.塩とスダチが一人に一つ置いてあって, 好きに使えということなんでしょう. 握りは本に書いてあったとおり全体に小ぶりです. 千枚漬けに包まれたエビの握りが関西ならではの味.うまい. 素材のよさが伝わってくる,正統派な握りです.
pic [L] pic [L] pic [L] pic [L] pic [L] pic [L] pic [L] pic [L]
「このあたりで終わりだけど,足らんでしょ?」と声をかけられる. でかいの二人で行ったからなー^^;. まあ,もちろん,答えは『はい.まだまだいけます』なんですが^^;.
ここで明かされた驚愕の事実.
「普段の倍ぐらいの大きさで握ってたんですわ」
なんですとー!^^;
大食漢はそう申告した方がいいようです.はい.
というわけで,巻きものと握りを追加してもらいました. なんでも逆巻の元祖の店だとかで,穴子となにか漬け物?の逆巻も. しめはぜんざい.ぜんざいも大きな器に出してくれたっぽい^^;.
pic [L] pic [L] pic [L] pic [L] pic [L]
うまくいえないんだけど,全体に「すうっ」という感じの潔さがある握りでした. 店もとても雰囲気が良かったし,近くに来たらぜひ再訪したいですねぇ. あ,もちろん,握りは大きめで^^;.

京都に着いたのはもう23:00頃^^;. 泊まったのはアパ・ヴィラホテル京都駅前という,徒歩3分ぐらいの新しいホテル. 部屋はとにかく狭いけど,コンパクトに一通りのものがそろっていてよかった.
pic [L] pic [L]


感想はももちゃんまで (^^)/.


この月の日記へ