X20 で使っていた HDD をそのまま X22 に入れる. 準備として,NetBSD-current (2002/01/25 版) の /usr/src, /usr/xsrc を build & install しておく. kernel config の変更点は, 内蔵 wi と shm 容量 (XFree86 3.x -> 4.x した時に, font を load するために必要だったっぽい. 増やす前は mozilla を上げると X が落ちていた.) のみ. 具体的には次の 2 行を付け足した.
options SHMMAXPGS=8192 # 1024 pages is the default wi* at pci? dev ? function ? # Intersil Prism Mini-PCI (802.11b)kernel & userland を全て current にする.と言っても, kernel を作って reboot 後,/usr/src 以下で sh build.sh しただけ (^^;).
(追記) 以前は shmmax を 2048 にしていたが,それでもまだ時々 X が落ちていた. FreeBSD では shmmax は 16384 になっていたので, 2048 を 8192 まで上げてみてもよかろう,ということで上げてみる. これで安定するかなぁ.
xsrc も make. 怖いので,XFree86 3.x のディレクトリを丸ごとバックアップしておいて, その後 make install. さらに X20 で使っていた XFree86 3.x 用の XF86Config を保存.
とりあえず,X20 で XFree86 4.x 用の XF86Config を作成. X -configure したものに,リンク集のページを見ながら加筆したもの. 問題なく動作したようだ.
一通り X20 で動くようになったところで,X22 に HDD を挿し替える.
すんなり boot して,wi0 も見えているようだ (^^). dmesg. 今,認識していないのは次の 3 つ.
Ricoh product 0x0552 (Firewire serial bus, interface 0x10) at pci2 dev 3 function 2 not configured Intel 82801CA/CAM SMBus Controller (SMBus serial bus, revision 0x01) at pci0 dev 31 function 3 not configured Intel 82801CA/CAM Modem (modem communications, revision 0x01) at pci0 dev 31 function 6 not configured
再び X の config.X -configure の出力に加筆して, XF86Config を作成. 起動ログ. ほぼ動いているが, Window をアイコン化した時の軌跡が残ってしまう. もちろん,再描画すればちゃんと消える. Option "NoAccel" 指定をすれば問題ないが,ちょっと遅いし...
console 画面が暗くなってしまう現象も起きている. こちらは頑張れば何とか見える (^^;) ので,それほど問題なし.
他の動作はとても順調で :-).内蔵 wi0 も正しく使えてます. 良かった良かった.
audioctl -w \ play.encoding=slinear_le play.channels=2 play.rate=48000 play.precision=16 \ record.rate=48000 record.encoding=slinear record.precision=16というのを教わるが,うまくいかず. 他の方が,まだいろいろ問題があるとも言っていた...
mixerctl -w outputs.master.mute=off mixerctl -w inputs.dac.mute=offで音が出ました.デフォルトが mute=on だとは...
先月届いたリカバリー CD で,Win2k をインストール. なんせ,X20 に挿さってた HDD をそのまま持ってきただけなので, Win2k は全然動かなかった (^^;).
リカバリ CD の説明には, 「基本パーティションの中身は全て削除されます」と書いてある. これ自体は問題ないが,念のため NetBSD 側のデータは全てバックアップ.
作業は,CD を入れて boot.あとは何か出たらリターンキーを押すぐらい. 20 回ぐらい reboot して,ようやくセットアップ & Windows update 終了. boot loader は書きつぶされないらしく, NetBSD の boot selector がそのまま残った.素直な作りでよし.